
比較して1番自分にあうものを使いたい!
音楽サブスクとは、CDよりも安い値段で6000万曲以上が聴き放題になる、令和新時代の音楽サービスです。
この記事は、音楽サブスク使用歴4年の管理人が、他サイトの比較になってない比較記事に軽く腹を立て、1週間かけて書き上げました。
最後まで読めば下記全部をスッキリ解決することができます。
この記事で理解できること
- 音楽サブスクがどういうサービス?
- 失敗しない5つの比較基準は?
- 音楽サブスク10社の独自性・弱みを全暴露
- 使用歴4年の結論!状況別No.1サブスク
- 完全無料で使える3サービスとは?
今すぐ比較結果を見たい人は、下記ボタンを押してジャンプして下さい。
1:音楽サブスクとは
音楽サブスク(定額音楽ストリーミング)サービスとは、定額料金で音楽が聴き放題になるサービスです。1曲聴いても100万曲聴いても月額1000円ほどで利用できます。
ちなみに、サブスクとはサブスクリプション(subscription)の略で、一定期間あたりのサービス(体験)に対して料金を支払う形のことです。
近年は音楽や動画だけでなく、様々なジャンルで取り入れられています。
- 【補足】サブスクは音楽以外でも
- サブスクは音楽以外のサービスにも幅広く普及しはじめています。
動画⇒月額で1ヵ月動画見放題
(Netflix、U-NEXT など)時計⇒月額で超高級時計をレンタル
(KARITOKE など)食品⇒月額で厳選したお菓子をお届け
(snack me など)お花⇒月額で家に毎週お花をお届け
(Blumee Life など)
1-1:音楽はCD購入からサブスク利用へ
これまでの音楽といえば、CDや音楽データを「購入」するのが一般的でしたが、令和の時代はサブスクを「利用」するのが常識に変わっていくでしょう。
蓄音機から始まった音楽が、レコード、CD、ネット配信と変化してきたように、サブスクは音楽における新しいプラットフォームなのです。
株式会社ICT総研の「2019年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査」よれば、2016年には1420万人だった利用者は2021年末までに2370万人を超えると予想されています。

日本で音楽サブスクがサービス開始し始めたのは2015年ということを考えると、ものすごいスピードで普及していることが分かるでしょう。
1-2:音楽サブスクを利用すべきか
音楽サブスクが急速に広まっていることは確かですが、新時代に身を任せて利用するべきなのかどうか悩む人は少なくないはずです。

かくいう筆者は、2016年から今まで7種類の音楽サブスクを利用してきました。

Amazon Music
Spotify
Apple Music
AWA
LINE MUSIC
Amazon Music HD
そんな筆者が思う、音楽サブスクを使って良かった5つのポイントを厳選してリストアップしました。
- 毎月CDを購入していた身からすれば格安
- 聴くアーティストの幅が広がる
- SNSで曲をシェアしやすい
- 好きな時にどこでも再生できる
- 新曲も発売日(前)に聞くことができる
私は「音楽サブスクを使うべきか」と聞かれたら、使うべきだと答えます。どのサブスクも30日~90日無料体験できるため、実際に使ってみて自分に合っているかを確かめてみてください。
2:音楽サブスク選びで失敗しない5つの比較基準

でもどうやって選ぶといいんだろう
音楽サブスクで何を基準にして比較したらいいのか悩みませんか?
初心者だとこのような切り口で考えてしまいがちです。
初心者にありがちな間違った選び方
- とにかく料金の安さ
- 配信曲数の多さ
実は音楽サブスクの料金はどこも大差なく、人気のサブスクなら曲数も6000万曲~6800万曲と大差ありません。

正直6000万曲以上を掲げているサービスのラインナップはどこも大差ありません。
実際に数えることなんてできませんし、本人が歌ってないカバー曲やオルゴール曲で曲数をかさ増ししていることも少なくないのです。
そのため、下記5つの切り口を重視すべきだといえます。
- 聴きたい曲の有無
- 機能の充実度
- 音質
- 国内人気度
- 支払い方法・料金プラン
この章では5つの比較項目を簡単に紹介していますが、今すぐ音楽サブスクの比較を見たいという人は3章までジャンプしてください。
2-1:聞きたい曲の有無
音楽サブスクを比較検討するとき最も気にするべきはポイントは、配信されている曲やアーティストのラインナップです。
あなたの好きなアーティストがサブスク配信していなければ、月額料金を払うよりCDを購入する方が良いでしょう。
サブスクは登録前だと配信されているアーティストが検索できない場合が多いため、無料期間中に確認するのがおすすめです。
2-2:機能の充実度
2つ目に重要なのは機能の充実度です。音楽サブスクは月額料金やラインナップが似通っているため、細かな機能の違いで差がでています。
具体的にチェックしたいのは7つです。
※選択すると各項目の具体的な説明が開きます
- ①アプリの使いやすさ
- 音楽サブスクはスマホで使うことが多いため、スマホアプリの使いやすさはチェック必須です。シンプルな操作性が好きな人もいれば、機能満載のUIが好きな人もいるので、自分好みのものを探しましょう。
- ②ダウンロード機能の有無
- 音楽サブスクはストリーミングで曲を再生します。つまりインターネット通信を伴います。動画に比べるとごくわずかな通信量ですが、通信制限にならないために気にしている人は多いでしょう。
ダウンロード機能があれば、曲をスマホにダウンロード保存しておくことができ、ネットがない環境でも再生できるようになります。
- ③歌詞表示機能
- 音楽と一緒に歌詞を見たい人は多いでしょう。曲に合わせて歌詞が流れる機能がついているサブスクを選ぶのがおすすめです。また、歌詞が付いている曲の多さもひとつのチェックポイントと言えます。
- ④プレイリスト保存上限数
- 自分の音楽として保存することができるプレイリストの上限数は、各サブスクごとに異なっています。
- ⑤レコメンド機能の充実さ
- レコメンド機能とは、あなたの再生履歴からおすすめの曲を提案してくれる機能です。音楽サブスクを使ってみると、聴ける曲が多すぎて逆に困ることがあります。こんなときにレコメンドがあるとないのでは天と地の差が出るのです。
- ⑥聴き放題以外の曲の管理のしやすさ
- CDから取り込んだ曲やダウンロード購入した曲と、聴き放題の曲が聴けるアプリが異なると不便です。1つ再生アプリでまとめて管理できた方が便利なのは間違いありません。
- ⑦SNS共有のしやすさ
- TwitterやインスタグラムなどのSNSへの共有しやすさです。シェア率が高いサブスクほど共有機能が充実している傾向があります。
3章ではこれらの機能にも注目して音楽サブスクを解説します。
2-3:音質
サブスクの音質は大きく3つの種類に分けられます。
- 256kbps(AAC形式)
- 320kbps(MP3形式)
- ハイレゾ音質(FLAC形式)
「kbps」はビットレートと言われる1秒当たりのデータ量で、MP3とAACというのは音楽ファイルの形式です。同じファイル形式であれば、ビットレートが大きい方が高音質ということになります。
256kbps(AAC)と320kbps(MP3)の音質は同じくらいだと言われますが、人によってどっちが良く聞こえるかは違ってきます。
各サブスクの無料体験で聴くのもいいですが、AACとMP3を聴き比べできるサイトもあるので実際に聴いてみるといいかもしれません。
ICT総研はICT分野における市場調査・コンサルティング・マーケティングを専門とする独立系調査会社です。多数の客観的デー…
2-4:国内での人気度
音楽サブスク比較の4つ目のポイントは国内シェア率です。人気のサブスクを使いたいという人は少なくないでしょう。
株式会社ICT総研の調査では、国内利用者が最も多いのはAmazonのPime Musicという結果が出ています。

Prime MusicはAmazonプライム会員の特典のひとつなので、プライムビデオに登録している人がおまけ感覚で利用しているのも大きいでしょう。
そのことを考えると、純正音楽サブスクの国内トップシェアはApple Musicだともいえます。
2-5:料金プラン・支払い方法
結論言ってしまうと、国内の音楽サブスクの料金は大体どれも月額980円です。そのため月額料金自体では、ほぼ差別化できません。
また学生プランやファミリープランなどのよくある割引プランは、どの音楽サブスクも取り入れており、こちらの料金も各社横ばい状態です。
そのため、サブスクの料金まわりで注目すべきは下記3つだと言えます。
サブスクの料金はここをチェック
- プラン適応の条件
- 独自の割引プラン
- 支払い方法の多さ
特に支払い方法は重要です。音楽サブスクの支払い方法はクレジットカードが一般的です。
それ以外で支払えるサブスクは貴重なので、特にクレジットカードを持っていない学生は現金(iTunesカード等)で支払えるサービスを選びましょう。
3:人気の音楽サブスク10個を独自比較!強み・弱みが一目瞭然
音楽サブスクを比較しているサイトは他にもたくさんありますが、私からすれば「それ比較になってなくね?」といつも思います。
例えばよく言われるのが…
- ○○○はオフラインで曲が再生できる
- ○○○は他よりも100万曲も配信数が多い
- ファミリープランがあってお得に使える
あまり詳しくない人からすれば「この音楽サブスクすごいんだ」と思われるかもしれません。
しかし、オフライン再生なんてどの音楽サブスクでもできますし、曲数が多くても、オルゴール曲やカラオケ曲など、ただ曲数をかさ増ししているだけかもしれません。
結論私が声をあげて言いたいのは、
もっと差別化できる切り口で比較すべき
ということです。
この章では、日本で人気の音楽サブスク10社それぞれについて、他社と比較したときの独自の強みと、弱みについて解説しています。
3-1:Apple Music
Apple Musicの特徴を3行で紹介すると…
- Apple特有のシンプルなデザイン
- iPhoneとの相性バッチリ
- 自分の曲をクラウドに10万曲保存可
Apple Musicは必要な機能を全て兼ね備えた音楽サブスクです。iPhoneに自分で取り込んだ曲の管理しやすさ、クラウド保存で複数端末間再生など、かゆいところまで手が行き届いています。
逆にApple Musicの弱点はというと…
- 好みが分かれるシンプルデザイン
- 無料期間が長い分解約が面倒
機能面に関する弱点は少ないですが、直観的な操作を求められる再生アプリのデザインは好き嫌いが大きいようです。
iPhoneにはじめから入っているミュージックアプリと全く同じなので、これが使いやすいかどうかで判断するとよいでしょう。
配信曲数 | 7000万曲以上 |
音質 | 256kbps(AAC) |
ダウンロード機能 | 〇 |
歌詞表示 | ○ |
マイリスト保存上限 | 10万曲 |
レコメンド | 多め |
CD・購入曲の再生 | 可能 |
SNS共有対応 | Twitter 〇/インスタ 〇 |
国内人気 | 2位 |
海外人気 | 2位 |
支払い方法 | クレジットカード 携帯キャリア決済 iTunesカード 料金プランを開く |
- もっと詳しく料金を見る
- 個人プラン(年間)¥9,800/年ファミリープラン¥1,480/月学生プラン¥480/月
Apple Musicは誰にでもおすすめできます。とりあえず選んでおけば間違いありません。
3-2:Amazon Music Unlimited
Amazon Music Unlimitedの特徴を3行で紹介すると…
- 細かい機能が凝縮された機能派デザイン
- 日本初のハイレゾ音質プランも人気
- Amazonプライム会員なら月200円節約
Amazon Music UnlimitedはAlexaによる音声認識も取り入れた機能派の音楽サブスクです。
なかでも他社と比較して10倍高音質のHDプランは音楽好きなら一度は体験してもらいたい。CD音質やハイレゾ音質での聴き放題は常識をくつがえすレベルです。
逆にAmazon Music Unlimitedの弱点を言えば…
- 購入楽曲が管理しにくい
- インスタのストーリーが非対応
人気の音楽サブスクのなかでは、唯一インスタグラムのストーリーへのシェアに対応していません。「音楽でつながる」という点においては、Amazon Musicは他者に一歩及ばないでしょう。
配信曲数 | 6500万曲以上 |
音質 | 256kbps(AAC) |
ダウンロード機能 | ○ |
歌詞表示 | ○ |
マイリスト保存上限 | 上限なし? |
レコメンド | 多め |
CD・購入曲の再生 | Amazon Musicで購入した曲のみ可 |
SNS共有対応 | Twitter 〇/インスタ × |
国内人気 | 5位 |
海外人気 | 3位 |
支払い方法 | クレジットカード 携帯キャリア決済 |
- 詳しい料金プランを見る
- プライム会員割引¥780/月ファミリープラン¥1,480/月学生プラン¥480/月HDプラン(ハイレゾ音質にアクセス可)¥1,980/月echoプラン¥380/月
できるだけ高音質で聞きたい音楽好きにおすすめです。
3-3:Spotify(スポティファイ)
Spotify(スポティファイ)を3行で紹介すると…
- 世界シェア35%の音楽サブスク
- 銀行やATMから現金支払いできる
- レコメンド機能が優秀な印象
Spotifyは世界トップシェアの音楽サブスクです。基本的な機能は全て取り揃えているバランスのとれたサービスといえるでしょう。
しかし、突出した特徴があるといえばそうではないため好みが分かれるかもしれません。
Spotifyの弱点をあげると…
- マイリストに1万曲しか登録できない
- 割引プランの条件が厳しい
ファミリープランやプレミアムDuoは料金がお得になりますが「同じ家に住んでいる人」としか使えません。位置情報で確認されることもあると規約に書かれているので注意しましょう。
配信曲数 | 5000万曲以上 |
音質 | 320kbps(MP3) |
ダウンロード機能 | ○ |
歌詞表示 | ○ |
マイリスト保存上限 | 1万曲 |
レコメンド | 多め |
CD・購入曲の再生 | 可能 |
SNS共有対応 | Twitter 〇/インスタ 〇 |
国内人気 | 4位 |
海外人気 | 1位 |
支払い方法 | クレジットカード 銀行・ATM・コンビニ Spotifyギフトカード |
- 詳しい料金プランを見る
- ファミリープラン¥1,480/月学生プラン¥480/月SpotifyプレミアムDuo¥1,280/月
世界No.1の音楽サブスクに興味がある人におすすめです。
3-4:LINE MUSIC
LINE MUSIC(ラインミュージック)を3行で紹介すると…
- メッセージアプリLINEとの連携が強み
- 高校生でも使える学割プラン
- 豊富な支払い方法で若者向け
LINE MUSICは、日本トップシェアのチャットアプリ「LINE」との連携がウリの音楽サブスクです。LINE着うたやプロフィールのBGM設定、トークへの音楽送信は他のサービスには真似できません。
音楽を聴くための基本的な機能も十分備わっているので人気なのもうなずけます。
そんなLINE MUSICの弱点はというと…
- ブランドイメージが若年層向け
- PC版アプリがない(ブラウザはある)
PCでも音楽を再生したい人も一定数いますが、LINE MUSICにはPCアプリがありません。ここまでに紹介したApple Music、Amazon Music、SpotifyはどれもPC版のアプリがあります。
今後の実装に期待したいところですね。
配信曲数 | 6200万曲以上 |
音質 | 320kbps(MP3) |
ダウンロード機能 | ○ |
歌詞表示 | ○ |
マイリスト保存上限 | 200件 |
レコメンド | ふつう |
CD・購入曲の再生 | 可能 |
SNS共有対応 | Twitter 〇/インスタ 〇 |
国内人気 | 3位 |
海外人気 | 圏外 |
支払い方法 | クレジットカード 携帯キャリア決済 LINEプリペイドカード LINE PAY 楽天Edy モバイルSuicaなど |
- 詳しい料金プランを見る
- 一般プラン(年間)¥9,600/年ファミリープラン¥1,480/月学生プラン¥480/月
まわりにLINE MUSICを使っている友達が多いなら超おすすめの音楽サブスクです。
3-5:YouTube Music(Google Play Music)
YouTube Musicを3行で紹介すると…
- YouTubeに投稿されている音源も聴ける
- Google Play Musicが統合されひとつに
- CDの曲をクラウド保存して容量節約
YouTube Musicが他のサービスと違うのは、YouTubeに投稿されている動画の音源をストリーミング再生できることです。
例えば、米津玄師はどの音楽サブスクでも配信していませんが、YouTubeにPV動画を投稿しているため、YouTube Musicで再生できます。
サブスク解禁していないアーティストの曲も聴けるのは、他のサービスにないポイントです。
そんなYouTube Musicにも弱点があります…
- 配信曲数が4000万曲と少ない
- iPhoneだと約30%料金が高い
iPhoneだと料金が高い理由は、料金がAppleを通じて支払われ、その時にかかる手数料が加算されているからです。毎月30%も高い料金を支払ってYouTube Musicを選ぶかどうかは悩みどころでしょう。
配信曲数 | 4000万曲以上 |
音質 | 256kbps(AAC) |
ダウンロード機能 | ○ |
歌詞表示 | ○ |
マイリスト保存上限 | 5000曲 |
レコメンド | ふつう |
CD・購入曲の再生 | 可能 |
SNS共有対応 | Twitter 〇/インスタ × |
国内人気 | 6位 |
海外人気 | 5位 |
支払い方法 | クレジットカード 携帯キャリア決済 PayPal iTunesカード(iOS) |
- 詳しい料金プランを見る
- ファミリープラン(Android)¥1,480/月ファミリープラン(iOS)¥1,950/月学生プラン(Androidのみ)¥480/月
YouTube MusicはAndroidを使っている人に特におすすめです。
3-6:Prime Music
Prime Musicの特徴を3行で紹介すると…
- 動画見放題・本読み放題もセット
- 月額500円のAmazonプライムの特典
- 国内利用者No.1のサービス
Prime Musicは国内利用者No.1の音楽サブスクですが、実は超人気サブスクAmazonプライム会員の特典のひとつです。
最近CMが多いAmazonプライムビデオも同じ料金内で利用できるのでコスパは最強です。
そんなPrime Musicにも明確な弱点があります。
- 曲数が少なく音楽好きには物足りない
- インスタのストーリーに直接投稿できない
やはりPrime Musicは曲数が少ないことが気になります。他の音楽サブスクを使ってからPrime Musicを使うと、無い曲の多さに絶望するくらいです。
配信曲数 | 200万曲以上 |
音質 | 256kbps(AAC) |
ダウンロード機能 | ○ |
歌詞表示 | ○ |
マイリスト保存上限 | 不明 |
レコメンド | ふつう |
CD・購入曲の再生 | Amazon Musicで購入した曲のみ可 |
SNS共有対応 | Twitter 〇/インスタ × |
国内人気 | 1位 |
海外人気 | 3位 |
支払い方法 | クレジットカード 携帯キャリア決済 Amazonギフト券 |
サブスク初心者や動画見放題も試してみたい人には超おすすめです。
3-7:AWA(アワ)
AWAの特徴を3行で紹介すると…
- エイベックスも出資した国産サブスク
- スタイリッシュな再生アプリ
- 業界最安値の月額240円プラン
AWAで最も特徴的なのは、1つのアーティストの曲だけが聴き放題になるアーティストプランです。月額240円は現在時点で業界最安のプランです。
その他にも、曲の盛り上がる部分だけを再生していく「ハイライト再生」なども、他社にはない機能と言えるでしょう。
逆にAWAの弱点はというと…
- 使っている人が少ない
- 別サービスとの連携が少ない
AWAは別サービスとの連携がありません。例えば、LINE MUSICならメッセージアプリ、Apple MusicならApple製品との相性で差別化できていますが、AWAにはこれがないのです。
配信曲数 | 6500万曲以上 |
音質 | 320kbps(MP3) |
ダウンロード機能 | ○ |
歌詞表示 | ○ |
マイリスト保存上限 | - |
レコメンド | ふつう |
CD・購入曲の再生 | 可能 |
SNS共有対応 | Twitter 〇/インスタ × |
国内人気 | 7位 |
海外人気 | 3位 |
支払い方法 | クレジットカード 携帯キャリア決済 iTunesカード(ios) |
- 他の料金プランも見る
- 学生プラン¥480/月アーティストプラン¥270/月
チケットの先行抽選に参加できるなどの特典があるため、激押しアーティスがいる人におすすめです。
3-8:楽天ミュージック
楽天ミュージックの特徴を3行で紹介すると…
- 曲を聞くと楽天ポイントがたまる
- 楽天経済圏の人がお得に使える
- 超シンプルな再生アプリ
楽天ミュージックは「音楽を聞けばポイントがたまる」という異色の音楽サブスクです。
普段から楽天のサービスをよく使っている人、例えば楽天市場や楽天カード、楽天モバイルなどを使う人におすすめです。
逆に楽天ミュージックの弱点はというと…
- 他社に一歩及ばないクオリティ
- 曲数の多さが実感できない
- むしろ洋楽が少ない印象
アプリはとてもシンプルで悪くはないのですが、かゆいところに手が届かない印象です。
配信曲数 | 6800万曲以上 |
音質 | 320kbps(MP3) |
ダウンロード機能 | ○ |
歌詞表示 | ○ |
マイリスト保存上限 | 不明 |
レコメンド | 少なめ |
CD・購入曲の再生 | 不可 |
SNS共有対応 | Twitter×/インスタ × |
国内人気 | 圏外 |
海外人気 | 圏外 |
支払い方法 | クレジットカード 楽天ペイ |
楽天のサービスが大好きな人におすすめです。
3-9:mora qualitas(モーラクオリタス)
mora qualitasの特徴を3行で紹介すると…
- SONYが提供するハイレゾ音楽サブスク
- Amazon Music HDのライバル
- 只今絶賛成長中
mora quaritasは音質にこだわるSONYが提供する高音質サブスクです。すべての音楽がCD音質以上で提供されており、最高音質はハイレゾで音楽好きにはたまりません。
逆に弱点はというと…
- 曲数の少なさが目立つ
- 月額料金が高い
国内で配信されているもうひとつのハイレゾ音質サブスクに「Amazon Music HD」があります。現状、曲数や最高音質、料金ともにAmazon Music HDの方が明確に優れているのが最大の弱点と言えるでしょう。
配信曲数 | 100万曲以上 |
音質 | 96kHz/24bit(FLAC) |
ダウンロード機能 | ○ |
歌詞表示 | 順次対応中 |
マイリスト保存上限 | - |
レコメンド | ふつう |
CD・購入曲の再生 | 不可 |
SNS共有対応 | Twitter×/インスタ × |
国内人気 | 圏外 |
海外人気 | 圏外 |
支払い方法 | クレジットカード |
音質にこだわりをもつSONYだから出せる最高音質、これを楽しみたい人におすすめです。
3-10:aniuta(アニュータ)
aniutaの特徴を3行で紹介すると…
- アニソン超特化のサブスク
- auiutaじゃないと聴けない曲が多数
- アニメ名検索にも対応
aniutaはアニソンに特化している国内唯一の音楽サブスクです。
現状、アイドルマスターの楽曲はaunitaじゃないと聴けません。アニソンしか聴かないというひとには、かなりおすすめです。
そんなaniutaの弱点はというと…
- ダウンロード&オフライン再生非対応
- アイマスの曲がフルverじゃない
音楽サブスクには通信量を節約するために、曲を端末にダウンロードできる機能が付いているのが一般的ですが、aniutaにはそれがありません。
家でしか聴かない人は良いですが、外出先で聴くことが多い人は注意しましょう。
配信曲数 | 10万曲以上 |
音質 | 320kbps(MP3) |
ダウンロード機能 | × |
歌詞表示 | 〇 |
マイリスト保存上限 | 1000曲 |
レコメンド | - |
CD・購入曲の再生 | 不可 |
SNS共有対応 | Twitter×/インスタ × |
国内人気 | 圏外 |
海外人気 | 圏外 |
支払い方法 | クレジットカード 携帯キャリア決済 iTunesカード(ios) |
アニソンだけを聴きたい人には安いしラインナップも豊富で超おすすめです。
4:音楽サブスクを4年間使って分かったジャンル別No.1サービス

3章では10種の音楽サブスクについて、独自の強みや弱み、どんな人におすすめのサービスなのかをそれぞれ紹介しました。
しかし、結局どれがいいのか迷ってしまう人も少なくないでしょう。
そんな人のためにこの章では、
当サイトが選んだジャンル別のNo.1サービス
を紹介します。
人によって重点を置く項目は様々なので、下記4つの項目ごとにNo.1のサービスを決定していきましょう。
- 音質No.1
- 使いやすさNo.1
- 料金コスパNo.1
- 高校生未満No.1
早速解説します。
4-1:音質No.1「Amazon Music」
音質で選ぶなら断トツで「Amazon Music Unlimited」のHDプランです。CD音質、ハイレゾ音質での聴き放題は国内だと3つしか提供されていません。
- Amazon Music(192kHz/24bit まで)
- mora qualitas(96kHz/24bit まで)
- deezer hifi(44.1kHz/16bit まで)
ちなみにCDの音質は44.1kHz/16bitで、ふつうの音楽サブスクの音質はこれをロッシー圧縮(非可逆圧縮)したものです。そのため256kbps(AAC)でも320kbps(MP3)でもCD音質よりも低くなります。
- 【補足】ロッシー圧縮とロスレス圧縮
- ロスレス圧縮は、圧縮したファイルを100%もとに戻せる圧縮方法。ロッシー圧縮は一度圧縮してしまうと劣化した状態でしかもとに戻せない。つまり、ロスレス圧縮ならば、ネットからストリーミング再生しても音質が劣化しない。
ただ、Amazon Musicは配信曲数6500万曲で、mora qualitasは100万曲と圧倒的な差があるため、現状はAmazon Music HDを選ぶのがベストです。
4-2:使いやすさNo.1「Apple Music」
使いやすさNo.1はApple Musicです。
正直いうとSpotifyとApple Musicで悩みましたが、Apple MusicのアプリはiPhone利用者が普段から利用している「ミュージック」というアプリと同じという点。
そして、日本の6割はiPhoneを利用しているというデータから、日本人にとってもっとも使いやすいのはApple Musicだという結論にいたりました。
もちろん全ての人が使いやすく感じるわけではありませんので、もうひとつのおすすめである「Spotify」も無料体験してみるといいでしょう。
4-3:料金コスパNo.1「Prime Music」
料金の安さを重要視している人におすすめしたい、料金コスパNo.1のサービスは「Pime Music」です。
Prime MusicがコスパNo.1だといえる理由は3つあります。
- 月額500円という格安料金
- 動画見放題、本読み放題など特典は15個以上
- 国内利用者No.1の安心感
Pime MusicはAmazonプライム会員の特典のひとつです。動画見放題のAmazon Prime Video、本や雑誌、漫画読み放題のPime Readingなど、全ての特典がついて月額500円は破格と言えるでしょう。
また、年払いでさらにお得に利用できます。
【月額】500円
【年間】4900円(1ヵ月あたり408円)
年払いなら毎月400円程度までコストを落とせる
4-4:高校生未満No.1「LINE MUSIC」
高校生未満に一番おすすめの音楽サブスクは「LINE MUSIC」です。
中学生や高校生におすすめな理由は3つあります。
- 高校生でも学割が使える
- クレジットカードなしでも払いやすい
- 友人との音楽共有がしやすい
Apple MusicやAmazon Musicなど、LINE MUSIC以外の音楽サブスクにおける学割は大学生や専門学生などを対象としており、高校生は対象外です。
つまりLINE MUSICは、たったひとつの高校生が月額480円で音楽サブスクを使える手段だといえます。電子マネーやLINEプリペイドカードなど、クレジットカード以外での支払い方法が豊富なのも学生にとっては有難いですね。
- 【補足】LINEプリペイドカードとは
- LINEプリペイドカードとは、LINEスタンプやLINE MUSICの料金支払いに使えるPOSAカード(レジを通した時点で有効化される電子マネー)です。
全国のコンビニでiTunesカードのように販売されています。
5:完全無料で曲をフル再生できる3つの音楽サブスク
音楽サブスクのなかには、完全無料で曲をフル再生できるサービス(料金プラン)があります。
3つあるので紹介しましょう。
- Spotify Free
- Amazon Music Free
- LINE MUSIC Freeプラン
どれも完全無料で提供されていますが、完全自由に曲を再生できるわけではありません。広告があったり、好きな曲を再生できなかったりと、感覚的にはラジオに近いサービスだと思ってください。
また、初回無料のキャンペーンとは異なるので混合しないように注意も必要です。
それでは各サービスを詳しく見ていきましょう。
5-1:Spotify Free
Spotify Freeは、Spotifyの有料プランで聴ける6000万もの曲を、制限ありでフル再生できる完全無料のプランです。
ここで重要な「制限」を具体的に紹介しましょう。
- シャッフル再生しかできない
- 好きな曲を選ぶことができない
- 曲のスキップは1時間に6回まで
- 数曲に1回音声広告が流れる
- ダウンロード不可
無料で使える分、上記のような制限が設けられています。もちろん有料プランにすると全ての制限は解除されるので安心してください。
しかし、作業用BGMや家庭内のBGMとして使うのには十分かもしれません。
- 【補足】PC版のSpotify Freeが最強
- 無料で使うならPC版のSpotify Freeはが最強です。
というのも、PC版だと15時間まで有料プランと同じように制限なしで利用できます。スマホ版と異なり好きな曲を自由に再生できるので活用してください。
5-2:Amazon Music Free
Amazon Music FreeはAmazon Music Unlimitedの無料版です。Spotify Freeと同様に各種制限がありますが完全無料で使えます。
- シャッフル再生しかできない
- 好きな曲を選ぶことができない
- 曲のスキップは1時間に6回まで
- 数曲に1回音声広告が流れる
- ダウンロード不可
制限はSpotify Freeと全く同じ設定になっています。どちらを利用するかは好みで選んでよいでしょう。
Amazonは2020年5月14日、完全無料で音楽をストリーミング再生できる「Amazon Music Free」のサービスを開始した。再生中に広告が表示されるなどの制限はあるものの、支払い情報を一切登録することなく利用できる。[cap[…]
5-3:LINE MUSIC Freeプラン
LINE MUSICにも完全無料で利用できるFreeプランが存在します。
これまで紹介した2つのサービス同様に無料で曲をフル再生できますが、少し制限の方向性が違います。
- 各曲毎月1回までフル再生可能
- 2回目以降は30秒の視聴
- ダウンロード不可
広告はついていませんが、どんな曲でも毎月1回までしかフル再生できません。SpotifyやAmazon Musicと違って自分の好きな曲を再生できるので、意外と楽しむことができます。
無料会員でも、毎月1回までLINE電話の着信音や呼び出し音を設定できるようになるので、LINE利用者なら登録しておいて損はありません。
6:音楽サブスクFAQで疑問を全部解決
本文では語り切れなかった、音楽サブスクに関するよくある質問に回答していきます。あなたの悩みがきっと解決するはずです。
曲の購入ではなく再生ごとにアーティストにお金が発生するプラットフォームです。かんたんな流れはこんな感じです。
①:アーティストが各種サブスクに曲を登録
②:曲が再生されるごとに約0.1円~1円が発生
③:レーベルを通してアーティストに支払われる
ちなみに1再生ごとの報酬はApple Musicが約1円、Spotifyだと約0.3と差があります。そのためアーティストの事を考えるならApple Musicが良いです。
MUSIC FMは、アーティストの意思とは関係なく勝手に曲を配信していた違法アプリです。そのためアーティストには1円のお金も入りません。
一方、音楽サブスクはアーティストの意思で配信しており、きちんとアーティストにもお金が支払われます。
Bluetoothが搭載されている車であれば接続して再生可能です。
仮に搭載されていなくてもラジオ搭載車ならば、FMトランスミッターを購入してシガーソケットに差せば再生できます。
音質によって異なりますが、通常音質の場合は1時間あたり約60MBで、約16時間の再生で1ギガを消費します*。
128kbps | 256kbps | |
1曲の通信量 | 4.1MB | 17MB |
1時間の通信量 | 61.5MB | 255MB |
1GBまでの時間 | 約16時間15分 | 約3時間55分 |
Apple Musicを利用して当サイトが実測検証
Apple Musicを使うとどれくらい通信量がかかるのかな…?AppleMusicはストリーミング再生だと1時間で約60MBの通信量が発生します。1ギガまでの目安は16時間ほどだと認識しておきましょう。実際[…]
どの音楽サブスクも無料の期間中に解約すれば料金は一切かかりません。ただし、無料トライアルにも2つの種類があります。
- 期間中に解約したら体験終了(例:Apple Music)
- 期間中に解約しても期間終了まで体験可(例:Amazon Music Unlimited)
ストリーミング再生⇒音楽データをインターネットからダウンロードしながら再生する。そのため通信が発生。
オフライン再生⇒端末に保存した音楽を再生する。インターネットに接続しないので通信は発生しない。
まとめ
音楽サブスクは、月額1000円で6000万曲以上が聴き放題になるサービスでした。
自分に合ったものを選ぶならば比較は必須ですが、音質やアプリの使いやすさは実際に使ってもらわないと100%伝わりません。
どの音楽サブスクも無料体験だけ利用して解約することができるので、気になったサービスを3つくらい同時に無料体験してみるといいでしょう。
参考になったらSNSシェアしていただけると喜びます。
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