
解決策を探しても分からない。
誰か教えて…
Apple Musicで曲が再生できなくて、お手上げじゃありませんか?
この記事では、5つの状況別に再生できない原因と解決方法をまとめています。
設定が苦手な方でも分かるように、実際の画面を見ながら図説していきますので、手順通りにすれば問題が解決しますよ!
【状況1】曲名がグレーになって再生できない
最も多いのは、Apple Musicの曲名がグレーになって再生できない状況です。
結論を言ってしまうと、グレーになっている楽曲はApple Musicの聞き放題対象外なので、どんな設定をしても「今は」聞けません。
どうして聞き放題でない曲が表示されるのか、これには3つの原因があります。
1-1:共有プレイリスト
Apple Musicには共有プレイリストという機能があります。
これは、全然知らない誰かが作成したプレイリストのことで、Apple Musicの検索結果にも表示されます。
共有プレイリストにはiTunes Storeから購入した有料楽曲も登録することができるので、プレイリスト作成者が再生できても、聴く側が再生できないという現象が起きます。
そのため、グレーで表示されて再生できないのです。どうしても聞きたい場合は、iTunes Storeで購入しましょう。
1-2:コンピレーションアルバム
コンピレーションアルバムとは、様々なアーティストの曲を寄せ集めて作られたアルバムです。
そのためApple Musicで配信していないアーティストが含まれていた場合、一部の楽曲がグレーで表示され再生できないようです。
ただしコンピレーションアルバムでグレーになっている曲は、「シングル楽曲」として、各アーティストのページから再生できる可能性もあるので、確認してみましょう。
1-3:まもなくリリースの楽曲
Apple Musicでは、近日リリース予定のアルバムが検索結果に表示されます。リリースされるまでは、曲名がグレーになって一部聴けません。
近日リリースのアルバムは、Apple Musicの「見つける」タブの一番下にまとめられているので、気になる人はチェックしてみましょう。
リリース前でもライブラリに追加できるので、配信してすぐ聞きたい場合は先行追加しておきましょう。
【状況2】再生停止中になり再生できない
Apple Musicで曲を再生しようとしても、すぐに「再生停止中」に変わってしまい再生できない場合があります。
これは、iPhoneやiPadを「iOS 13」に更新した後に発生していた障害です。再生停止中になる解決方法は2つあります。
- Apple IDをログインしなおす
- iOSを最新のものにアップデートする
それぞれの手順を解説しましょう。
2-1:Apple IDをログインしなおす
手順①:「設定アプリ」からApple IDのページへ
手順②:「サインアウト」を選択
手順③:同じApple IDでログインしなおす
Apple IDとパスワードが必要になってくるので、必ず分かるようにしておきましょう。
2-2:iOSを最新のものにアップデートする
手順①:「設定アプリ」から「一般」を選択
手順②:「ソフトウェア・アップデート」を選択
手順③:更新があれば「ダウンロードしてインストール」
【状況3】あなたは既にApple Musicのメンバーです
Apple Musicで「あなたは既にApple Musicのメンバーです」という表示がでて再生ができなくなる場合があります。
この問題は「ライブラリの同期をやり直す」ことで改善されることがあります。下記の手順を試してみて、治らない場合はAppleのサポートセンターに連絡しましょう。
追記:2020/5/21にios13.5がリリースされ、最新版にアップデートしていないApple Musicのメンバーに上記の問題が発生しているようです。
「設定アプリ」⇒「一般」⇒「ソフトウェア・アップデート」から最新版のios13.5にアップデートすることで改善される可能性があります。
手順①:「設定アプリ」を開く
手順②:「ミュージック」を選択
手順③:「ライブラリを同期」のチェックをはずす
手順④:「ライブラリを同期」にチェックを入れなおす
【状況4】Bluetooth機器を使って再生できない
AirPodsなどのワイヤレスイヤホン、HomePodなどのAIスピーカーなど、Bluetoothを使ってApple Musicが再生できない場合です。
この問題の多くは、Bluetoothの接続がうまくできていない場合が多いので設定を見直しましょう。
手順①:「設定アプリ」を開く
手順②:「Bluetooth」の設定を確認する
- 一番上の「Bluetooth」にチェックがついているか(緑)
- 接続したいデバイスが「未接続」になっていないか
「接続は正しくできてるよ」っていう人は、Apple Musicを再生しているiPhone等の音量がゼロになっていないか、マナーモードになっていないかを確認しましょう。
【状況5】根本的な5つの理由でApple Musicが聴けない
Apple Musicで曲が聴けない原因が、根本的な部分にあることがあります。ここではよくある5つのミスを紹介しましょう。
その他聴けない5つの理由
- 曲が配信されていない
- モバイルデータ通信をオフにしている
- 電波状況が悪い
- メンバーシップに問題がある
- イヤホンに問題がある
自分に心あたりがないか確認してください。
5-1:配信されていない曲やアーティスト
Apple Musicでは7000万曲が聞き放題になりますが、この世の全てのアーティストが配信されているわけではありません。
そのため、Apple Musicで配信していない曲はどんな方法を使っても再生することが出来ないのです。
2020年現在、配信していない有名アーティストをまとめました。
- B’z
- 倉木麻衣
- ジャニーズ系(嵐は2019年から配信)
- ハロープロジェクト系
上記のアーティストは、Apple Musicだけでなく、Amazon MusicやSpotifyでも曲を配信していません。
5-2:モバイルデータ通信をオフにしている
Apple Musicにモバイルデータ通信を使わないように設定していると、Wi-Fi環境以外でApple Musicをストリーミング再生できなくなります。
Apppl Musicの設定を見直してみましょう。
手順①:「設定アプリ」の「ミュージック」から設定をチェック
5-3:電波状況が悪い
Apple Musicではなく、電波が悪いために再生ができていないのかもしれません。
スマホの右上から電波状況を確認しましょう。
電波の悪さは、Wi-Fiならルーターの位置を変えることで改善できることがあります。モバイルデータ通信の場合は、スマホ本体の場所やあなたのいる場所を移動して改善しましょう。
5-4:Apple Musicのメンバーシップに問題がある
Apple Musicにアクセスする権限がないと曲は再生できません。
例えば、Apple Musicの支払いに登録したクレジットカードの期限が切れていたり、誤って解約してしまっている場合が考えられます。
Apple Musicのメンバーシップがどうなっているかは、Apple Id設定の「サブスクリプション」から確認できます。
手順①:「設定アプリ」から自分の名前が表示されている「Apple IDの設定」に進む
手順②:「Apple Music」が表示されているか確認
無ければ「サブスクリプションがありません」と表示されます。
サブスクリプション内にApple Musicが無い場合は、再び登録することで聴き放題の曲を再生できるようになります。
5-5:イヤホンに問題がある
Apple Musicではなく、使用しているイヤホンに問題があるかもしれません。
コードのあるイヤホンの場合は、断線している可能性もゼロではないので、イヤホンを外したら音が聞こえないかを確認しましょう。
【最終手段】それでも曲が再生できない場合

上記5つの状況に応じた対応をしても、まだApple Musicで曲が再生できないことも考えられます。
そんな場合はこちらに駆け込みましょう。
「Apple Musicのサポートセンター」
Apple Musicに関する問題は、サポートセンターに問い合わせることで解決できます。メール・チャット・電話の3つの問い合わせ方法が準備されているので、どんな状況下でも安心ですね。
まとめ
Apple Musicで曲が再生できなくなる問題に関して、5つの状況別に解決策を紹介しました。あなたの問題は解決できましたか?
困っている人がいたらSNSでシェアして共有してあげましょう。