
Spotifyは、1ヵ月無料や1ヵ月無料というキーワードが目立ち、実際の利用料金が分かりにくいですよね。
Spotifyの料金プランは全部で5つあります。
有料プランの中には、家族でお得なファミリープラン、学生が半額の学割プラン、カップルで楽しめるDuoプランがあります。
この記事では、Spotifyの各料金プランでできること、そして3つの割引プランを適応させる条件などを徹底解説します。
あなたに適切なプランが分かるようになりますよ!
それでは解説していきます。
1:Spotifyの2つの基本料金プラン
冒頭でSpotifyの料金プランは5つあると述べました。
なかでも料金を大きく分類すると「有料プラン」と「無料プラン」の2つに分けられます。
- Sporify フリー(無料)
- Spotify プレミアム(有料)
残り3つの料金プランは、特定の条件を満たせば申し込めるプレミアムプランの中の1つという位置づけで、使える機能は基本的に同じです。
まずは、有料プランと無料プランでどのような機能の差があるのかを確認しましょう。
フリープラン | プレミアムプラン | |
月額料金 | 完全無料 | 980円 |
楽曲数 | 5000万曲 | 5000万曲 |
フル再生 | ○ | ○ |
バックグラウンド再生 | ○ | ○ |
歌詞表示 | ○ | ○ |
曲のダウンロード | ○ | ○ |
最高音質での再生 | × | ○ |
広告 | あり | なし |
楽曲のスキップ | 1時間に6回まで | 制限なし |
再生モード | ランダム再生のみ | 制限なし |
それでは、フリープランとプレミアムプランをそれぞれ確認していきましょう。
1-1:Spotifyフリープラン(無料)
月額料金:完全無料
Spotifyフリープランは完全無料で5000万曲にアクセスできますが、機能に大幅な制限があります。しかし、他の音楽サブスクはできない「無料でフル再生」が可能です。(他社は30秒くらいの視聴しかできない)
- シャッフル再生のみ
- 好きな曲を流せない
- 数曲に1回広告が流れる
- 曲のスキップは1時間6回まで
- ダウンロードは不可
- 最高音質での再生ができない
自由に音楽を再生できるのではなく、ラジオ的な感覚で「流れている曲を聞く」ことができるという方が正しい表現になりますね。
1-2:Spotifyプレミアム(有料)
月額料金:980円(税込)
Spotifyプレミアムは、Spotifyの基本の有料プランです。
月額980円を支払うことで、一切の制限なく5000万曲を好きなだけ再生できます。
- 通常再生
- リピート再生など
- 好きな楽曲を選択して再生
- 完全に広告なし
- スキップ無制限
- 楽曲のオフライン再生
- 最高音質320kbpsでの再生
言葉では少しわかりにくいかもしれませんが、5000万曲が自分のスマホに入っているのと同じ状況が作り出せます。
家族でや同居人とSpotifyを使う人や学生は、次の章で紹介するお得なプランを利用することで、最大50%の割引価格で有料プランと全く同じ機能を使うことができます。
2:Spotifyプレミアム3つのお得な割引プラン
Spotifyプレミアム(有料プラン)の基本料金は980円でした。
実は有料プランには3つのお得なプランが用意されており、条件を満たす人はこちらのプラン利用したほうが絶対にお得です。
- ファミリープラン(家族全員で1480円)
- プレミアムプランDuo(同居人と2人で1280円)
- 学割プラン(学生なら480円)
Spotifyプレミアムと比較して、各プランがどれだけお得なのか計算しました。
ファミリー | プレミアムDuo | 学割 | |
月額料金 | 1480円 | 1280円 | 480円 |
最大利用人数 | 6人 | 2人 | 1人 |
1人あたり | 246円 | 640円 | 480円 |
割引率 | 75%OFF | 35%OFF | 51%OFF |
これら3つのプランを選んだからといって、使えなくなく機能が出てくることはありません。Spotifyプレミアムと同じ機能が使えて、さらには各プランごとの特別なプレイリスト機能まで利用できます。
それでは、利用条件なども詳しく確認していきましょう。
2-1:ファミリープラン
月額料金:1480円
利用条件:同じ家に住む家族6人まで
ファミリープランは家族2人以上でSpotifyを利用する場合におすすめのプランです。同一料金で最大6アカウントまで作成できるので最大75%OFFと使わない手はありません。
1人当たり料金 | 割引率 | |
家族2人 | 740円 | 25%OFF |
家族3人 | 493円 | 50%OFF |
家族4人 | 370円 | 63%OFF |
家族5人 | 296円 | 70%OFF |
家族6人 | 246円 | 75%OFF |
料金の支払いは個別ではなく、代表者1人に請求されます。アカウントは代表者からの招待で6つまで増やすことができ、シェアするのでなく完全個別に利用できます。

残念ながらファミリープランは「同じ家に住む家族」しか利用できません。登録時に全員の住所を入力するだけでなく、GoogleMap等の位置情報でたまに確認するようです。
- 月額1480円で家族6人まで利用可能
- アカウントは完全個別
- 料金支払いは親アカウントから
- 家族だけの特別なプレイリストを作成
- 位置情報をチェックされるので注意
2-2:プレミアムDuo
月額料金:1280円
条件:同じ家に住む2人まで
SpotifyプレミアムDuoは、同じ家に住んでいる2人が対象の割引プランです。料金1280円は1人当たりにすると640円なので、通常より35%割引ですね。
ファミリープランと同様に、2人に別々のアカウントが用意され、支払いは片方のアカウントにまとめて請求されます。

同じ家に住んでさえいれば問題ないという認識で大丈夫です。対象として考えられるのは、カップルや夫婦、シェアハウスしている2人でしょう。
GoogleMapでの位置情報確認もあるようなので注意してください。
- 同じ家に住む2人で1280円
- カップルでなく友人でも可
- アカウントは完全個別
2-3:学割プラン
月額料金:480円
利用条件:大学生や専門学生
Spotifyの学割プランは、大学生や専門学生など「指定の学校に通う学生」が半額で利用できる割引プランです。
適応させる条件が3つあります。
- 指定の高等教育機関に在籍
- 在籍している証明を提出可能
- 18歳以上である

高等教育機関は「高校」ではなく、大学や専門学校などのことです。残念ながら高校生や中学生はSpotify学割の対象外なので注意しましょう。
学割プランは最長4年間利用でき、学生であることが確認出来てから12ヶ月後に学生でなくなっていた場合は、学割の更新ができなくなります。
- 学生なら半額でとってもお得
- 小学生~高校生は対象外
- 学生証などを提出する必要がある
- 最長で4年間継続できる
3:Spotifyの料金を比較して感じるメリット・デメリット

無料プランから有料プランに切り替えれば、制限なく音楽を楽しめます。しかし、これは他の音楽サブスクと同じです。
有名どころ5社で比較してみましょう!
Spotify | Apple Music | Amazon Music | AWA | LINE MUSIC | |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
基本料金 | 980円 | 980円 | 980円 | 980円 | 980円 |
ファミリー | 1480円 | 1480円 | 1480円 | ー | 1480円 |
学割 | 480円 | 480円 | 480円 | ー | 480円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
表を見て分かるように、なんと料金が完全に同じなのです。
音楽のサブスクはどれも料金が似たり寄ったりなので、そのなかでSpotifyを選ぶメリットはあるのでしょうか?
この章では、Spotifyを2年半利用してきた筆者が思う、Spotifyを有料プランにするメリットを、他サービスと比較しながら紹介します。
3-1:メリット
Spotifyを有料プランにするメリットは、好きな曲を好きなタイミングで聞ける「自由で新しい音楽体験」が手に入ることです。
5000万曲を自由に再生できるので、好きなアーティストだけでなく、新たなアーティストとの出会いも楽しめます。
ここまではSpotifyだけでなく、どの音楽サブスクにでも当てはまりますね。

- プレイリスト機能が豊富
- 新しい曲との出会いが多い
Spotifyのキャッチコピーは「音楽発見サービス」です。その名の通り、新しい音楽との出会いをサポートしてくれます。具体的に言えば、自分の視聴履歴からおすすめのプレイリストを自動で作ってくれたり、おすすめのアーティストをリコメンドしてくれるのです。
- 自由で新しい音楽体験
- プレイリスト機能が豊富
- 新しい曲との出会いが多い
- 世界最大級の音楽サブスク
3-2:デメリット
逆にSpotifyを有料プランにしたときのデメリットは何なのでしょう?
結論、料金がかかること以外にデメリットは基本的にありません。
しかし、不満な点は少しだけあります。これは完全に主観的な意見なので参考程度に読んでください。
ポイントは2つあります。
Spotifyへの不満点
- 他サービスとの連携メリットがない
- アプリが使いにくい(UIが好きではない)
Spotifyは他のサービスを展開していません。AppleMusicやLINE MUSIC、Amazon Musicなどはメインのサービスから派生してできたサービスのため、メインのサービスと連携して楽しめる機能があります。
例えば、LINE MUSICならLINEのプロフィール音楽をフル再生できたり、AppleMusicはiPhoneとの機能連携が良かったりします。
この1点に焦点を当てると、Spotifyは他者サービスに劣っているとも見て取れます。
- 有料プランにするデメリットはない
- 他社と比較したらサービスの幅が狭い
- アプリが少し使いにくい
4:Spotifyの料金でよくある3つの疑問を解決

いつ支払うの?
消費税はかかる?
Spotifyの料金プランについて解説しましたが、まだ気になることがある人はたくさんいるでしょう。
そんな人のために、料金についてよくある質問にお答えします。
- 料金の支払いに使える決済方法
- 料金が税込みか税抜きか
- 料金支払いのタイミング
上記3つについて詳しくお答えしましょう。
4-1:料金の支払いに使える決済方法は?
Spotifyの料金支払いには7つの決済方法が使えます。
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- 携帯キャリア決済
- PayPal
- Spotifyギフトカード*
- コンビニ・銀行・ATM払い*
学割プラン、ファミリープラン、プレミアムDuoのプランでは、Spotifyギフトカードおよび、コンビニ・銀行・ATM支払いを利用できません。
また、以前はAppleStore経由でSpotifyに課金できていましたが、現在は利用できなくなっています。
【補足】Spotifyで利用可能なカードブランド
VISA、MASTER CARD、JCB、AMEX(DCはPayPal経由なら利用可能)
4-2:料金は税込みなのか税抜きなのか?
Spotifyの料金は税込みです。
日本では2019年10月から消費税が10%に引き上げられたが、Spotifyの利用料金は980円のままでした。
税込みで980円になるように、料金の内税が調整されていたようです。
つまり、どれだけ増税されてもSpotiyの料金は変わらないということです。
4-3:料金支払いのタイミングはいつなのか?
Spotifyの料金支払いタイミングは人によって異なります。
というのも「初めて有料プランの支払いをした日付」に毎月、料金の請求がおこなわれるのです。
例えば、初めて有料プランに登録したのが8月9日なら、9月9日、10月9日、11月9日に料金の請求がきます。
画像をみれば一目瞭然ですね!
まとめ
Spotifyの料金プランをまとめるとこんな感じですね!
お得な3つのプランの対象になりうる人は、積極的に使っていきましょう。