Apple MusicをPCで聞くならブラウザ版がおすすめです。
2020年4月16日にApple Musicのブラウザ版が日本語でリリースされました。
今までは重いiTunesを使わなければ再生できませんでしたが、ブラウザ版はかなりサクサク動くのでストレスから解放されそうです。
ただし初めのサインイン画面が日本語ではなく英語で表記されたり、再生できない謎のエラーがでる場合があるので、この記事ではブラウザ版Apple Musicの始め方やエラーの対処法を解説します。
1:Apple Musicのブラウザ版はPCで再生しても重くない
Apple Musicのブラウザ版は、アプリをPCにダウンロードする必要がありません。「GoogleChrome」や「Safari」などのブラウザ上で音楽を再生できます。
これまではPCでApple Musicの聞き放題を使うためには、iTunesというアプリを使うしかありませんでした。PC版のiTunesは、使うPCによってはかなり重く、私はかなりストレスを抱えていました。
そんな私がブラウザ版Apple Musicを使ってみた感想は…
サクサク動いて全然重くない!!
iTunesだと曲の読み込みが遅く、曲を再生しようとしてもすぐに再生できない状況が頻発していましたが、ブラウザ版だとサクサク動きます。
1-1:ブラウザ版を利用するメリットとデメリット
筆者が1週間ブラウザ版を利用してみて感じたメリットとデメリットをまとめておきます。
ブラウザ版Apple Musicのメリット
- PC上でサクサク動いて全く重くない
- アプリを入れなくていいのでPCの容量削減になる
ブラウザ版Apple Musicのデメリット
- CDから取り込んだ曲が再生できない
- たまに再生できなくなる(再度読み込みで解決)
ブラウザ版は比較的サクサク動くのですが、たまに曲を再生できなくなることがありました(特にサインインしてすぐ)。ただ筆者の場合は、ブラウザを再度読み込みしたら解決しました。
上記デメリットを踏まえた結論としては、これまでiTunesでApple Musicを再生しても重くなかった人は、引き続きiTunesを使えば問題ないでしょう。
2:Apple Musicの日本語ブラウザ版の利用方法
Apple Musicのブラウザ版は、特別な準備することなく今すぐ使うことができます。しかしサインイン画面で英語が表示されることがあるので、日本語訳と共に利用方法を解説していきます。
手順①:Apple Musicブラウザ版のページを開く
手順②:右上の「サインイン」ボタンをクリック
Apple Musicに登録していない場合は、下記のリンクから3ヶ月の無料トライアルすることができます。
手順③:Apple IDを入力して「➡」をクリック
Apple Musicに登録しているApple IDを入力してください。
Apple IDはApple Musicに登録したiPhoneから下記の手順で確認できます。「設定アプリ」⇒「自分のユーザー名をクリック」⇒「上に表示されているメールアドレスがあなたのApple ID」
手順④:パスワードを入力して「➡」をクリック
パスワードを忘れた場合は「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」をクリックすることで再設定できます。
手順⑤:2段階認証のコードがスマホに送られるので、確認してPC上に入力
スマホを確認すると6桁の「Apple ID確認コード」がポップアップで表示されます。英語で表記されているので一応日本語訳も載せておきますね。
日本語訳
2段階認証
有効なコードがあなたのデバイスに送信されています。コードを入力して続けてください。
手順⑥:「Continue」を選択して次に進む
英語表記ですが簡単に言うと、「Apple IDを使って情報を収集しています」という確認画面です。
日本語訳
Apple IDは、情報を保護し、共有するものを選択できるように作られていますます。私たちはあなたのプライバシーを保護し、あなたの体験をより良くするために必要なデータのみを収集するように努めます。「データの管理方法を確認する」
Appleは、このWebサイトにサインインすると、IPアドレス、時間、セキュリティレベル、サインイン履歴など、セキュリティ、サポート、およびレポートの目的で特定の使用状況データを記録します。「続ける」
手順⑦:このブラウザを信頼するかを選択して次にすすむ
「Not Now」…今はしない「Don′t Trust」…信用しない「Tust」…信用する
「Trust」を選択した場合は、次回から認証コードなしにログインすることができるようになります。
日本語訳
このブラウザを信頼しますか?
このブラウザを信頼した場合、次回サインインするときに確認コードの入力を求められません。
今回は「Trust」を選択して次に進みます。
手順⑧:Apple Musicをブラウザで再生する準備が整いました
あとは好きな曲を選択して再生するだけです。基本的にiTunes内のApple Musicと使い方に大差はありません。
3:ブラウザ版のApple Musicが再生できない時の対処法
1週間利用して分かったことは、ブラウザ版Apple Musicにはまだ細かいエラーが出やすいということです。
例えばこんな症状がありました。
- アルバム再生中に途中で止まる(次の曲を読み込まない)
- 曲を選択しても反応しない
- エラーのポップアップが表示される
上記のようなエラーが出たときは…
ブラウザを再度読み込みすれば解決します
再度読み込みするにはキーボードの「F5」を押すか、ブラウザのURLの横にある「丸まった矢印」をクリックしましょう。
ブラウザ版はまだリリースして間もないので、多少のエラーが出るのは仕方がないかもしれません。今後のアップデートで問題が改善されたらいいですね。
まとめ
Apple Musicのブラウザ版は、アプリをダウンロードせずにインターネットブラウザ上で曲を再生できます。iTunes版のApple Musicよりも挙動が軽く、どんなPCでも比較的スムーズに動くのでぜひ活用してみてください。